こんにちは。みみです。
今テレビを見ているのですが、「一茂 家を買う」という長嶋一茂さんが終の住処を探すという話でした。
そこで浅草の高級マンションが出ていましたが、なんとスカイツリーがど真ん中に見える絶景。
隅田川の花火大会は部屋から見えるそうです。
すごいですね。
もちろん内装も豪華！！
こんな家を買える人が羨ましい。
みみはアパート暮らしですから。
でも、この景色がいいってのは案外曲者なんですよね。
だって、目の前にマンションやビルが建ったら終わりですから。
昔富士山がよく見える素晴らしい景色と謳い文句で販売したマンションが、数年後に同じ建築会社がその真ん前にマンションを建てて見えなくなったとありました。
うちの家もなんと富士山が見えます！！！そこは住んでから知ったので、嬉しい誤算でした。
しかし・・・近くの土地が分譲しています。そこに戸建てが建てば富士山は見えなくなります。
再開発エリアでほとんど開発終わっているのであれば、数年以内に新しいビルなどが建つことはないでしょう。
でもそうでなければ、駐車場だった場所や空き地、古いビルなどが取り壊され新しい建物が建つ可能性は大いにあります。
前に住んでいた家の近所ですが、平屋が取り壊され、2階建てのアパートが建ちました。そのすぐ裏には戸建てがありました。その家の日当たりは一気に悪くなり、おまけに2階の寝室の目の前にドーンとアパートの複数の窓が・・・。
前読んだエッセイに小さい頃に海辺に住んでいた著者は、毎日素晴らしい海の景色を楽しめていました。
しかしある日、目の前に家が建ち、景色を楽しむことができなくなってしまったそうです。
著者が「あの家なんてなくなればいいんだ」と言うと父が「そんなこと言うもんじゃない。人様が頑張って建てた家なんだ」と咎め、昔の人ができた人が多かったというエピソードでした。
（ちなみにみみは、お父さんには少しも賛同できません。だってこっちにはなんの利益がないから。ただ景色が悪くなっただけで、お互い様的な気持ちにはなれません）
みみはある人の言葉で「なるほど・・・」と思ったのが
「景色は日々変わるものさ」
そう、景色は日々変化していきます。
だから景色で選ぶのはやっぱり難しいことだと思います。
なんて長々語りましたが、景色で選べるほどの選択肢は金のないみみにはありませんでしたね。
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